赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット

赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット

赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット

以前、赤ちゃん用のガラガラ(ラトル)が赤ちゃんの発達に与える影響を説明いたしました。(記事はこちら→

そこで今回は、赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)の素材別メリット・デメリットについて、さらに詳しく解説していきたいと思います。

素材別のお手入れ方法も紹介していますので、赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)を衛生的に保つ方法が分からない方は、ぜひお手入れの参考にしてみてくださいね。

目次

1. 赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)の素材別メリット・デメリット
1-1.布製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリット・デメリット
1-2.プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリット・デメリット
1-3.木製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリット・デメリット

2. 赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)の素材別お手入れ方法
2-1. 布製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のお手入れ方法
2-2. プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のお手入れ方法
2-3. 木製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のお手入れ方法

3.赤ちゃんのおもちゃ 便利お手入れグッズ

3-1. 木製のおもちゃにも使用可能な除菌スプレー
3-2. 幼稚園や保育園でも導入されている除菌スプレー
まとめ



1. 赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)の素材別メリット・デメリット

一言でガラガラと言っても、その形や素材には本当にたくさんのものがあります。
そしてまた、その形や素材ごとに、メリット・デメリットもあります。
次からは、赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)の素材別に、メリット・デメリットを紹介していきます。どの素材が1番あなたの探している条件に当てはまるのか、赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)を選ぶ際の参考にしてみてください。

1-1.布製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリット・デメリット

赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット


■布製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリット

布製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリットは、その柔らかさと軽さが1番のメリットです。
赤ちゃんがガラガラ(ラトル)を手に持つことができるようになる時期は、まだ上手に物を掴むことができない月齢だと思います。
また、3・4ヶ月頃までは起き上がったり寝返りをしたりすることもまだできないので、ベッドやマットなどの上で仰向けになったまま、ガラガラ(ラトル)を振っている状態です。そうすると、物を掴む力も弱い赤ちゃんが、何度もガラガラ(ラトル)を落としてしまったりします。
そんな時に、布製のガラガラ(ラトル)ならば軽くて柔らかいので、顔に当たっても痛くないのがメリットです。

また、布製のガラガラ(ラトル)は月齢の小さな赤ちゃんのために、手首に巻き付けて使うタイプのものも出ています。まだ物を掴むことができない赤ちゃんには良いですね。

そして、布製のガラガラ(ラトル)は中に鈴が入っているものが多いのですが、布の中に入っているのであまりうるさくありません。
少しくぐもった優しい音色がするのも特徴のひとつです。

■布製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のデメリット

布製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のデメリットは、汚してしまった時のお手入れの面倒さが挙げられます。
ガラガラ(ラトル)は手軽に持ち運べるおもちゃのため、お出かけの際に荷物と一緒に持ち歩いたり、ラトルホルダーなどを使ってベビーカーに取り付けるたりすることが多いです。
ところが、物を掴むことが苦手な赤ちゃんは、ガラガラ(ラトル)を本当によく落としてしまいます。
そんな時にさっと拭くことができないのが、私自身面倒に感じていました。
赤ちゃんはガラガラ(ラトル)をお口でハムハムとしていることが多いので、一度地面に落としてしまったガラガラ(ラトル)を、もう一度赤ちゃんに渡すのには少し抵抗がありますよね。

 

1-2.プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリット・デメリット

赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット

■プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリット

プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリットは、お手入れの簡単さです。
外出先で落としてしまっても、除菌ができるタイプのウェットティッシュでサッと拭くことができるので、すぐにお口の中に物を入れてしまう赤ちゃんでも、安心して持たせておくことができます。

また、プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)の中には煮沸消毒ができるものもあるため、消毒も簡単で、衛生的に保つことができますね。

■プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のデメリット

プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のデメリットは、色合いが派手なものが多いことです。
筆者はおしゃれなガラガラ(ラトル)が欲しくてたくさんのガラガラ(ラトル)を検索しましたが、残念ながらおしゃれでかわいいプラスチック製・樹脂性のガラガラ(ラトル)を見つけることができませんでした。
機能性に優れている分、デザイン性はあまり無いという印象です。写真を撮る時などに、プラスチック製のガラガラ(ラトル)が転がっていると、思わずフィルターの外にどかしてしまうこともありました。

また、プラスチック製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)は、顔に落としてしまった時に痛いのもデメリットです。
前述しましたが、赤ちゃんがガラガラ(ラトル)を持ち始める頃は、おそらくまだ上手に物を掴むことができない月齢。ベッドに寝たままの状態で、仰向けになったままガラガラ(ラトル)をふりふりしていることが多く、物を掴む力も弱いため、何度もガラガラ(ラトル)を落としてしまうことが考えられます。
そんな時にちょっと痛い思いをしてしまうのが、プラスチック製・樹脂性のガラガラ(ラトル)のデメリットと言えます。

 

1-3. 木製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)


出典:Anliette

■木製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリット

木製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のメリットは、デザイン性の高さです。
シンプルな物からカラフルなものまで、様々なデザインがあります。カラフルなものでも、塗料は赤ちゃんが舐めても大丈夫な、安全な塗料が使用されているものがほとんどです。(購入を検討される際は、安全な塗料が使用されているかよく確認されることをお勧めいたします)

また木という素材から、歯固めと兼用して使えるものが多く、最近ではシリコンと合わせたおしゃれな木製のガラガラ(ラトル)が増えてきています。

そして筆者は、木製のガラガラ(ラトル)の最大のメリットは、木材同士がぶつかる時のまろやかな音だと考えています。
鈴やプラスチックでは出せない自然の優しい音。子育てに木育を取り入れたいと考えている方には、その導入としてピッタリなおもちゃです。

■木製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のデメリット

木製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のデメリットは、汚してしまった時のお手入れの面倒さが挙げられます。
布製のガラガラ(ラトル)でも説明しましたが、物を掴むことが苦手な赤ちゃんは、ガラガラ(ラトル)を本当によく落としてしまいます。そんな時にサッと拭いて、再び渡すことができないのが木製のガラガラ(ラトル)のデメリットでしょう。

また、仰向けの状態で顔に落としてしまった時に、ちょっと痛い思いをしてしまうのもデメリットと言えます。

 

2. 赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)の素材別お手入れ方法

ここからは赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)の、素材別のお手入れ方法を説明していきます。

赤ちゃんは触れたものを口に入れようとするので、ガラガラ(ラトル)も当然口の中に入れてしまいます。
放ったままにしていてはカビが生えてしまうこともありますので、定期的に洗浄して清潔な状態にしましょう。
もちろん1番良い方法は、商品説明書をよく読んでお手入れするのが1番良い方法です。

しかし、昨今ではおしゃれな海外製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)も増えてきました。
個人輸入や、個人オーナーのショップで購入する方も増えてきているのではないでしょうか。
そういった商品は、商品説明書が無いこともしばしば。
赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)を衛生的に保つ方法が分からない方は、ぜひお手入れの参考にしてみてくださいね。

 

2-1. 布製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のお手入れ方法

赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット

■用意するもの
・お湯を入れるたらいや洗面器等
・赤ちゃん用の洗剤
・タオル
・洗濯ネット

■お手入れの手順
(1)ぬるま湯(約30℃〜35℃程度)に洗剤を入れて洗濯液を作る
(2)布製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)を洗濯液に入れる
(3)あまり力を入れないように、優しくもみ洗いする
(4) 流水でしっかりとすすぐ
(5)ガラガラ(ラトル)をタオルで包むように巻く
(6)ガラガラ(ラトル)をタオルに巻いたまま、洗濯ネットに入れる
(7)洗濯機で脱水する
(8)風通しの良い日陰で干して乾かす

私は赤ちゃんの衣類を洗濯する際は、「アラウベビー」という洗濯洗剤を使用していました。近くの薬局等でも簡単に手に入るので、オーガニック等のこだわりが無い方にはお勧めです。
赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット

出典:Amazon


2-2. プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のお手入れ方法

赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット
プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)は、洗うと水が入り込んでしまうもの、シールが張ってあるもの等があります。
構造をよく見てからお手入れをしてください。

ここでは洗剤に浸すお手入れ方法を紹介していますが、物によっては煮沸消毒ができるガラガラ(ラトル)もあります。
プラスチックや樹脂は熱を加えすぎると変形するものがあります。確実でない場合は、ここで説明するような洗剤を使う方法や、アルコール消毒を行ってください。

■用意するもの
・お湯を入れるたらいや洗面器等
・食器用洗剤
・スポンジ
・タオル

■お手入れの手順
(1)ぬるま湯(約30℃〜35℃程度)に食器用洗剤を入れて洗浄液を作る
(2) プラスチック製・樹脂性の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)を洗浄液に入れる
(特に汚れていない時は、スポンジに洗剤をつけてこする程度でもOK!硬いスポンジやタワシなどでこすってしまうと、表面に傷が付いてしまう可能性があるので、柔らかいスポンジを使用しましょう。表面に傷が付くと、そこに雑菌が溜まりやすくなってしまいますので注意。)
(4)流水でしっかりとすすぐ
(5)ガラガラ(ラトル)をタオルでよく拭く
(6)風通しの良い場所で干して乾かす

2-3. 木製の赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のお手入れ方法

赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット

出典:Anliette


木製のおもちゃは、水気にあまり強くありません。
ガラガラ(ラトル)は月齢的にも赤ちゃんがよくお口に入れてしまうので、湿りやすくなっています。
普段からこまめにヨダレや汚れを拭きとって自然乾燥しておきましょう。

■用意するもの
・1%〜3%程度に薄めた中性洗剤
・布

■お手入れの手順
(1) 1%〜3%程度に薄めた中性洗剤を布に含ませて、硬く絞る
(2)上記の布で、ガラガラ(ラトル)を拭く
(3)乾いた布で水分を拭き上げる
(4)風通しの良い場所で干して乾かす

最近では木製のおもちゃにも使用することができる除菌スプレーなども販売されています。
使用する際は、スプレーを直接おもちゃにかけるのではなく、一度布にスプレーをかけてから、表面を優しく拭くようにしてください。
その後は、水分を残さないように、乾いた布でよく拭き陰干ししましょう。

この時に注意してほしいのが、塗装されたおもちゃです。
無塗装の木のおもちゃは大丈夫ですが、塗装されたおもちゃは色落ちしてしまう可能性があります。
アルコール成分の入っているものは、塗装が剥げることもありますので、絶対に使わないようにしましょう。

 

3. 赤ちゃんのおもちゃ 便利お手入れグッズ

ここまで、赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)のお手入れ方法について紹介してきました。ここからは、日常のお手入れに便利なお手入れグッズを紹介したいと思います。

洗剤につけたり、薄めた中性洗剤で拭き上げたりするのは定期的なお手入れ方法ですので、毎日はできないですよね。
そんな時に便利なのがこれから紹介するアイテムです。
賢く活用して、清潔な状態を保てるようにしてみてください。

 

3-1. 木製のおもちゃにも使用可能な除菌スプレー

99.99%精製水でできた除菌スプレー。
界面活性剤もゼロの、人にも物にも安全なスプレーです。

赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット
出典:WOODY PUDDY

3-2. 幼稚園や保育園で導入されている除菌スプレー

主成分は、食品衛生法で食品添加物として認められたグレープフルーツ種子抽出物と醸造用エチルアルコール。
幼稚園や保育園でも導入されている信頼できるスプレーです。

赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)素材別メリット・デメリット
出典:楽天

まとめ

いかがでしたか?
それぞれの赤ちゃん用ガラガラ(ラトル)に、メリット・デメリットが存在しますね。
お手入れ方法もたくさんあって迷ってしまいますが、大切なお子様のためにも、定期的なメンテナンスをしてあげてくださいね。
とは言っても、生活していく上でおもちゃだけが不衛生かというと、そうでもありません。
完璧に除菌する必要はないので、あまり神経質になりすぎず、無理せずお手入れをしてみてくださいね。

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